【QRコードの概要】
QRコード(キューアール・コード)は、右図のように白と黒のドット(点:セル)で構成された模様の2次元コードです。
株式会社デンソーウェーブ(当時は日本電装)が1994年に開発した マトリックス型の2次元コードで、2次元コードの中では日本で最も普及しています。
QRコードは、元々Quick Response code(クイック・レスポンス・コード)の略で、従来のバーコードと比べると、バーコード は、一方向だけに情報を持つため1次元と言われます。
QR コードは、縦横の二方向(水平・垂直)に対して情報を持ちます。そのため、2次元コードと言われています。QRコードの特長は下記になります。
【QRコードの特長】
-
高速な読み取り
-
大容量の情報格納(記録できる要領)
-
英数字以外も日本語などを格納(記録)
-
誤り訂正(データ復元)機能
まず、QRコードの特長は「QRコード」のQRは「Quick Response」と表記されるように、高速な読み取りが一番の特長です。
例えば、100文字程度なら30ミリsecで読み取りができます。また、ベルトコンベヤー上に高速で移動していても読み取りができます。QRコードの読み取りは、スキャナー(読み取りリーダー)の性能に依存しますが、他の2次元コードより約10倍〜15倍程度、高速に読み取れます。
また、360度どこからでも読み取りもできるようになっています。
いまでは、携帯電話での読み取りも以前より格段に読み取りやすくなっています。
つぎに、QRコードは、バーコードよりも大容量の情報を格納(記録)することができるので、省スペースなモノにでも印字できます。理論上、最大で、7089桁(数字)、4296桁(英数字)、1817桁(漢字) をコード化することができます。
QRコードは、バーコードと同じデータ量であれば、1/10程度(11%)の大きさ(サイズ)で表現でき、バーコードと同じ面積であれば、約83倍のデータを格納することができます。
QRコードは、バーコードとは異なり、日本発の技術であるため、カナ・漢字、英数字、バイナリデータなどの文字やデータを効率的に格納することができるようになっています。
さらに、誤り訂正(データ復元)機能を有しており、QRコード表面の汚れ・破損に強く、QRコードの表面が7%〜最大30%が破損・汚損しても読み取りできるようになっています。
【QRコードの標準化の動き】
・1997年10月 AIM International規格
・1998年3月 JEIDA規格
・1999年1月 JISのJIS X 0510
・2000年6月 ISO規格のISO/IEC 18004
当コンテンツ「QRコード辞典」では、QRコードの歴史、使い方、発行(生成)に関することなどQRコードに関する情報を提供しています。 |